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Q&A
直感で「かわいい!」「この犬を飼いたい!」と思ったらまずは犬を迎えて、後の事は、後で考えればなんとかなるでしょ?
後先考えずに犬を飼い始めた人が遺棄・虐待をする場合が多いと思われます。犬を飼う前に、今後10年以上、十分なお世話ができるかよく考えましょう。毎日お散歩を続けられるか、ご飯や病院のお金が払えるか、ちゃんとしつけができるか、家族の協力が得られるかなどじっくり考えて決めましょう。直感だけで衝動的に犬を迎えることは犬を不幸にさせることに繋がりますのでやめましょう。
今のリードは丈夫そうだけど買い換える必要あるの?
首輪・リードは消耗品です。保健所に収容される犬の中には切れたリードをつけていたり、首輪にリードの先端の金具だけををつけている犬が多くいます。定期的にチェックして早めに取り替えましょう。また雷や花火に驚いて飛び出さないように対策をしておくこと、万が一離れても呼べば戻ってくるようにしつけをすることも重要です。普段は大人しい犬でも逃げる可能性はあります。どんな犬も対策をとりましょう。
犬を捨てたり、お世話を怠ることは、事情によってはしょうがないよね?
どんな事情があろうとちゃんと飼ってくれる人に託す事なく手放すのは遺棄です。逃げた犬を正しく探さないことも遺棄と同じです。また虐待というのは叩いたりすることだけではなく、十分なお世話をしないことも虐待になります。動物の遺棄・虐待は立派な犯罪(懲役か罰金)です。
猟犬は狩りという仕事をする犬だから、ペットとは違うルールがあるんでしょ?
猟犬でも愛玩犬でも介助犬でも犬を飼うルールは同じです。犬の登録・狂犬病予防注射の義務があり、鑑札と注射済票装着の義務があります。マイクロチップや迷子札の装着は猟犬こそ必須です。たとえ猟に使えなくても、遺棄や虐待をしたら立派な犯罪(懲役か罰金)となります。猟の最中に戻ってこなかった犬を正しく探さないことも遺棄と同じです。静岡県東部では、不要になった猟犬の遺棄と思われる犬の収容が多く、その心ない行為に保健所もボランティアも憤りを感じています。一部の人の行動で猟師さん全体の信頼が失われてしまいます。
猟犬も飼い犬としてルールを守り、大切な仕事のパートナーとして最期まで大切に飼って下さい。猟師さんのために一生懸命働く犬は命であって、使い捨ての道具ではありません。
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